岐阜県山県市の大桑城址はここから登ると楽!山城の見どころと城内レビュー

岐阜県山県市の大桑城(おおがじょう)址は、美濃国守護だった土岐氏ゆかりの山城です。日本100名城や続日本100名城には認定されていませんが、山城ファンには根強い人気があります。

2つの登城口オススメはこっち!

大桑城址には2つの登山口はあります。まずは黄色の旧道。こちらは山頂まで60~90分ほどかかります。それとは別に新道が山の途中に開通しました。こちらなら20~30分で山頂に着くことができます。城の遺構は新道でも十分楽しめるので新道がオススメです。

>>はじかみ林道(新道)登城口の地図

新道から登ってみる

では新道駐車場に着きました。ここから登るのですが、その前に2つのチェックポイント。まずはトイレはここで済ませておくこと。もうひとつは無料観光パンフレットがあるのでそれも必要であるからもらっておきましょう。

基本、山城なのですが、ある程度の整備はされているので登りやすい方だと思います。でも靴はスニーカーなど運動靴がよいですね。

途中で急斜面など普通にあります。でも地元の方々によってロープが張られており、これを伝って登ることができるので楽です。

城内の遺構

10分ほど登ると遺構がチラホラ出てきます。まずは帯曲輪(おびくるわ)。帯曲輪とは着物の帯のように細長い曲輪のことです。腰曲輪ともいいます。あと井戸もありました。そして個人的に驚いたのは石垣が複数個所あったことです。


発掘調査の結果、土岐氏時代の石垣ではないかと結論が出ました。織田信長が岐阜城を築く前の石垣です。この石垣は大桑城址の見どころのひとつだと思います。

そして山頂

山頂からは周辺をぐるりと見渡すことができます。林道の登城口からここまでの所要時間は、寄り道をしながらで約30分でした。私の感想ですが大桑城址は岩盤の山なので草木が生い茂りにくいのですが、それでも夏以外の季節を訪れるのがよいと思います。

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