【浜松城レビュー5/8】
浜松城天守と5つの見どころポイントについて説明します。
浜松城に行ったはいいけど、見どころはどこ?という方は参考にしてみてください。
なお、このレビューには、私の思い入れ部分もたくさんあるので、あくま参考という事でチェックしてみてください。
では早速、行ってみましょう!
【1】石垣
まずは浜松城の石垣。
浜松城の石垣は、ほとんが戦国時代当時のもので、自然石を組み合わせた野面積み(のづらづみ)という工法です。
見た目も粗々しい工法で、無骨な感じがする石垣ですが、数百年の風雪に耐えて現在に残っている技術は素晴らしいですね。
これが石垣の断面図。
石垣の内部に栗石という小さな石を入れる事によって、スキマを埋めているんですね。
この内部構造はなかなか見る事ができませんが、石垣の中はこうなってるんですね!
【2】徳川家康銅像
城内にある徳川家康の銅像。
家康の銅像や石像は愛知県にも多いですが、浜松でもあるんですね。
徳川家康といえば、歴史ブームが始まった頃の2007年くらいまでは、石田三成ブ-ムもあって、あまり人気がある武将ではありませんでした。
でも最近、海外特にアジアでは徳川家康の人気が高いんです。
また家康生誕地の愛知県岡崎市や、家康によって築かれた名古屋城でも家康が顕彰されるなど、家康人気は高いんです。
まあ、好きな武将、嫌いな武将というのは人によってあるとは思いますが、徳川家康も運もあれば才能もあった武将というのは間違いないでしょう。
【3】家康君
城内を散策していると、運が良ければ浜松市マスコットキャラクター「出世大名家康くん」に会う事もあります。
出世大名家康くんは、2015年のゆるキャラグランプリで見事、グランプリを獲得したことで一躍有名になっり、たまに浜松城に現れます。
主に土日祝日に出没するらしいので、チェックしてみてください。
【4】井戸
浜松城には、合計10本の井戸があり、これは本丸に残る銀明水という井戸。
井戸、水の手は籠城する時に非常に重要なんです。
よくいわれている話ですが、人は食べ物が無くても水さえあれば、2週間くらい生き延びるそうですが、逆に食べ物があっても水が無ければ、5日くらいしか生きる事ができないそうです。
なので城巡りの時は、この井戸の位置もチェックします。
また井戸は抜け穴伝説が残っていたりします。
有名なのは愛知県岡崎市の岡崎城。
本丸井戸が抜け穴という伝説もあるのですが、浜松城はどうなのでしょうか?
こちらは天守内にある井戸。
城主、つまり家康クラスが飲んでいた井戸なのでしょうね。
中を見ると…
すでに水は無く、お賽銭?みたいな小銭がたくさんあります。
そういえば外国に願いが叶う井戸というのがあって、コインを投げて祈れば願いが叶うというものですが、まさかこの井戸も?
天守の中には展示物がたくさんあります。
要文化財などがズラリ!という訳ではなく、歴史を解説した資料が多いです。
特に浜松城とか、三方ヶ原関連のものが目立ちました。
【5】天守からの眺め
最上階は展望台になっています。
ビルが多い浜松の街並みをぐるっと眺める事ができるんです。
そんな中、浜松城の前身の城である曳馬(ひくま)城も見えたりで、やはり天守は良いですね。
曳馬城の詳細⇒ 浜松城とセットにできる曳馬城に行ってみた感想
ということで、浜松城天守と5つの見どころポイントを説明してみましたがいかがでしたか?
浜松城は大河ドラマ・おんな城主直虎でもピックアップされる城なので、見どころをチェックして周ってみると良いと思います。
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【4】浜松駅からバスで浜松城へのアクセス方法と入場料金、割引
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